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TOT 7回 三井誠さん インタビュー   ~徹底したプロセス管理で目標をつかむ~
TOT 7回 三井誠さん インタビュー   ~徹底したプロセス管理で目標をつかむ~

4月 24 2024

TOT 7回 三井誠さん インタビュー ~徹底したプロセス管理で目標をつかむ~

7回連続でトップ・オブ・ザ・テーブル(TOT)基準を達成している三井誠会員(大阪府)は、徹底したプロセス管理によって継続的に好成績を続けてきました。お客さま本位の真摯な姿勢を貫くかたわらで、MDRTの会合に積極的に参加し、また家族との時間も大切にしています。三井会員にその輝かしいキャリアの秘訣をお聞きしました。 

対象のトピックス

トップ・オブ・ザ・テーブルへの昇格を阻む最大の課題は何でしたか? 

私は初めてCOTになった翌年にTOT基準に到達しました。その年は年末に大きな契約が成立したこともあり、「幸運にも」達成できたトップ・オブ・ザ・テーブルへの昇格でした。しかし、翌年はTOT基準に達することができずCOTとなりました。私にとってはこの年が大きなターニングポイントになりました。「なれたらいいな」くらいの考え方では到底達成できる基準ではない。それがトップ・オブ・ザ・テーブルだと思います。アニュアルミーティングで多くのMDRT会員とお会いするなかで、TOTを達成できなかった悔しさを強く意識し、またTOTになろうと決意しました。翌年「なれたらいいな」ではなく「必ず基準をクリアする」という強い意志をもってチャレンジしました。  

どのようなプロセスでトップ・オブ・ザ・テーブルへの再昇格を果たしたのですか? 

翌年、強い決意とともに徹底したプロセス管理を行いました。「なれたらいいな」では到底達成できないTOT基準を必ずクリアするためのプロセス管理です。1年間を12カ月で割って、月々の目標を設定するのでは基準は満たせません。1年間の半分、6カ月で基準をクリアするための目標設定をしました。その月の目標を、週の目標、日の目標、時間単位の目標にまで細分化してスケジュール管理しました。こうしたプロセス管理をして、私は再びトップ・オブ・ザ・テーブルへ帰り咲くことができました。以降、7年間連続でTOT基準をクリアしています。 

トップ・オブ・ザ・テーブルの達成で得られたことは? 

昨年はアニュアルミーティング、グローバルカンファレンス、TOTミーティングと3回の国際的な会合に参加しました。私にとってMDRTの会合は大きな刺激になっています。私の場合、チームで活動しているのでなく、一人で営業活動をしています。一人でやっていると、孤独を感じてしまうこともあります。MDRTの会合に行くと、私と同じような境遇で仕事をされている方と話すことができます。国内での短時間の会合とは違って、数日間に渡って語り合うことができます。属性が似た仲間と数日間をともにできることは私にとって本当に貴重な時間です。TOTの先輩メンバーのお話をお聞きすることも大切ですし、後輩メンバーに自分の経験を伝えることも重要です。自分の経験を伝えることで、自分自身のキャリアや経験を整理することができます。こうしたコミュニケーションは私の継続的なキャリア形成で欠かすことができません。 

現在の地位に到達するまでに、どのように成長し変化しましたか? 

ファイナンシャルプランナーのキャリアを始めた当初は、契約を獲得することが自分にとってのベストだと考えていました。しかし、年月を重ねるなかで自分にとってのベストが、本当にお客さまにとってのベストと言えるのだろうかと考えるようになりました。お客さまが法人であれば、さまざまなリスクが想定されます。自分が携わった保険だけでその法人のリスク全体を低減することは不可能です。私はお客さまにとって、その法人にとってのベストを考えるようになってきました。自分の商品だけでなく、お客さまのすべての保険契約を確認する必要があります。さらに言えば、保険では解決できないリスクもお客さまは数多く抱えていらっしゃいます。そうした保険で解決できないようなことについても積極的に相談に応じるようになりました。 

今、目標にしていることは? 

私は現在、7回連続でTOTになっていますので、これを10回連続にすることが当面の目標になります。また10回に到達したら、15回といった目標を目指すのではないかと思います。そのためには既存のお客さまだけでは到底達成できません。1年間の半分、6カ月でTOT基準を達成することを念頭に、残りの時間で新しいお客さまを積極的に開拓していますし、それを続けていかなければなりません。また、私にとってはMDRTの会合に参加し続けることも貴重な時間ですし、家族と過ごす時間も大切にしています。プロセスの徹底した管理とともに時間を大切に使うことがファイナンシャルプランナーにとっては欠かせないことだと思います。 

Contact: MDRTeditorial@teamlewis.com